クラゲラボでは初心者の方にミズクラゲの飼育をお勧めしています。
それは自宅でも飼いやすい条件がそろっていることもありますが、その生き物としての魅力にもぜひ注目してもらいたいからです。
ここではミズクラゲの魅力について述べていきたいと思います。
ミズクラゲの姿の魅力
クラゲは漢字で書くと「水母」や「海月」となります。
ミズクラゲは海の月と言うにふさわしくつるりと丸みをおびた体をしています。そしてその体は白みがかった半透明をしています。
ミズクラゲはクラゲが持つ幻想的で神秘的なイメージをまさに体現しています。
白っぽい半透明であるためライティングとの相性もよく、ライトの色味によって様々な表情を見せてくれます。
またミズクラゲにおいてぜひとも注目してほしいポイントは、傘の縁に並ぶ極細の繊毛のカーテンです。
生物的にはエサを捕える触手の役割を持ちますが、水中でたなびくそれは芸術的な美しさです。
ミズクラゲを眺める時にはぜひその部分に注目してください。
ミズクラゲの模様の魅力
ここで言うミズクラゲの模様とは傘の中に四つ葉のクローバーのような形で透けて見えている体内器官のことです。
ミズクラゲのまたの名をヨツメクラゲといいこの模様がミズクラゲのシンボルとなっています。
この部分は消化器官なので、エサを与えると触手に付着したエサが徐々に体内に運ばれて、最終的にその四つ葉の部分に収まる過程を見ることができます。
エサが完全に胃に収まると、四つ葉がはっきりとエサの色に染まっているのがわかります。
エサやりはミズクラゲ飼育のだいご味なので、飼育を始めた際はぜひ楽しみにしてください。
ミズクラゲの胃の形はほとんどが四つ葉ですが、たまに五つ葉や六つ葉も見かけます。
水族館でミズクラゲをみることがあればぜひ探してみてください。
また小笠原では胃の形がハート型のミズクラゲをよく見るそうです。
もしそんなミズクラゲを見たら幸せな気持ちになりそうですね。
ミズクラゲの動きの魅力
ミズクラゲが傘を開いたり閉じたりする運動のことを拍動といいます。何のためにしているかというと、体内の水分を循環させるためです。
クラゲには心臓がありません。また血液もありません。いわば体全体が心臓で、血液の代わりに酸素や栄養を含んだ水分が体を循環しています。
しかしミズクラゲの拍動は動物の心臓の鼓動のように規則的ではありません。とても不規則な動きをします。
しばらくしてないと思ったら急に続けて力強く動いたりして見ていて飽きません。
ミズクラゲの拍動こそが人を虜にするのではないでしょうか。いつまでも見ていたくなります。
このように魅力がたくさん詰まったミズクラゲを自宅で飼育して、日常を忘れる水中世界の旅を楽しんでください。
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